日本における花粉症の報告は昭和35年(1960年)の荒木 英齊による論文掲載が初であり、翌年には博士論文となっています。
その花粉症は高度成長とともに広まりを見せ、国民病といわれるまでになっているのは皆さんご存知のことと思います。
花粉症の報告は昭和30年代から。
ゴム紐の普及も昭和30年代から。
この関連について、見元先生のご著書やほかの資料と共に、少し追ってみたいと思います。
解釈となるので慎重に行きたいと思います。
この図は昭和51年発行の見元先生の著書「衣服と疾病 ほか随録集」からです。
そしてこの図は「清潔はビョウキだ」藤田紘一郎著よりの引用です。
見元先生の「衣服と疾病 ほか随録集」にはこんな図も書かれています。
国民的なゴム紐症候群により水平線が下がり、諸種の症状が発現している。
その一つが花粉症なのかも知れません。
花粉症のベースにゴム紐症候群があり、その諸種の症状の一つとしての花粉症なのであれば、花粉症の治療が困難で対症療法しか手がないというのも説明できるように思います。
実際、ゴム紐除去、脱ゴム紐生活や素肌寝(裸寝や薄着寝などを総称した造語)で
今年は花粉症が出ていない、とても軽く済んでいる。
との報告を複数、頂いています。
慎重に行きたいと思います。
更新ペースがゆっくりになりますが花粉症のシーズンはまだ続きますのでもう少し書ければと思います。
浜島