ゴム紐症候群と女性の肌



ヒモトレやゴム紐症候群にも取り組んで下さっている古武術研究家の甲野善紀先生のツイートへのリプライで
ツイッター上で反響のあったものですが、文字数制限で意訳引用になってしまったので
こちらのブログに該当箇所の原文を引用しておきます。

まずはツイッターからの転記です。

浜島貫 @to_hmsm
昭和35年ぐらいを境にして急に美しい皮膚の女性が少なくなり、肝斑、黒子、そばかす、ニキビなどの女性が増加しはじめました。
ゴム紐除去でハタチ前後で1ヶ月、40代でも3〜6ヶ月もすると健康色を取り戻し美しくなる。
「健康であるために ゴム紐症候群について」18頁より浜島による意訳引用
2017/1/19 11:53

甲野善紀 @shouseikan 
ただ、ゴム類全盛の現代にあって、衣類のゴムを全て撤廃することは特に女性の場合容易ではないと思うが、せめて在宅時は実行される事をお勧めしたい。
在宅時に実行し、その良さが感じられてくれば、少々面倒でも出かける時も何とかゴム類と縁を切る服装への意欲も出てくるだろうから。
2017/1/17 13:02

ツイッターここまで。

原文を引用します。
「健康であるために ゴム紐症候群について」第5版 

18頁
五 皮膚粘膜症状について

 昭和三十五年ぐらいを境にして健康的な新入児童が減少しはじめ、皮膚の汚い荒れた子が増加しはじめました。
こうしたことは感じとしてとらえられることです。

そして急に美しい皮膚の女性が少なくなり、目や口の周囲、頬部などに肝斑が目立ちはじめ、黒子、雀卵斑が増加しはじめどうして私達が学生の頃に見た女性の皮膚と違ってくるのかなと思いました。

殆ど突然といっていいくらいでしたが、これはパンティーストッキングなどの流行によるのかなと思ってみました。
現在では昔の普通の皮膚すら少なくなっています。
若い人の口囲や下顎部た痤瘡様の発疹が増加して来たのも思われたことでした。

こうした人達に対してのびちぢみのある紐類を除かせますと、二十才前後の人は一ヶ月位、四十代の人でも三〜六ヶ月もすると健康色をとりもどし美しくなるものが多いようでした。

また口内炎、舌炎など多くなり、赤ちゃんまで多くなり、こうした人達は皮膚もほとんど正常でなく汚く、またその他いろいろな病気をもっていることが多いようでした。

〜中略〜

21頁
肝斑や黒子のことを先ほど書きましたが、白斑の人も多くなりました。
先天性でない場合はゴム紐を除いてみることもよいことだと思います。

また白毛や脱毛症の人もふえたようで、今の中学生は昔の同年令のものにくらべずい分多くなったように思います。
といいますのは、潰瘍性大腸炎の場合などゴム紐を除くと、大腸の軽快だけでなく白毛が黒くなってくるのをみたりします。

〜中略〜

少しまとめておきますと肝斑、ほくろ、皮膚がかゆい、あれた汚い皮膚、じんましんがよくでる、手足がはげる、白毛、脱毛、舌があれる、アフタがよく出来る、口唇があれるなど多彩な変化がおこるということです。